ニキビはアンドロゲンというホルモンによる皮脂の分泌亢進(過剰に分泌されること)が原因の主体ですが、遺伝的素因、ストレス、化粧品などの内的・外的な要因が複雑に関与しています。
当院では、ニキビができなくなる年齢になった時にニキビ痕や色素沈着が残らないようにすることに主眼を置いた治療方針をとっています。
<日常生活でのケア>
ニキビも個人差があり、民間療法で悪化してしまう場合もあります。当院では内服(飲み薬)、外用剤(塗り薬)のほかにケミカルピーリング(※1)、クリアタッチ(※2)も行っています。
※1:グリコール酸などの薬剤を塗り、角層の一部を取り除くことによって皮膚の再生を促す治療法。
※2:炎症の強いニキビやニキビ痕のあかみなどに行うレーザー治療。